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皆さんこんにちは!

有水塗装店のブログを拝見していただきありがとうございますo((>ω< ))o

外壁塗装は「見た目をきれいにするための工事」と思われがちですが、実は建物を長持ちさせるために欠かせないメンテナンスです。

では、もし外壁塗装をせずにそのまま放置してしまったらどうなるのでしょうか? 気づかないうちに外壁材のひび割れや劣化が進み、雨漏りやカビの発生、さらには建物の耐久性そのものを損なうリスクもあります。この記事では、外壁塗装をしないまま放置することで起こり得る具体的なトラブルや、その影響について詳しく解説していきます。

雨漏り

雨漏りとは、屋根や外壁、窓サッシの隙間などから雨水が建物内部に侵入する現象を指します。単に「天井から水がポタポタ落ちてくる」状態だけでなく、壁の中や天井裏など見えない部分に水が回り込み、じわじわと建物を傷めていくケースも多いのが特徴です。


雨漏りの基本的な特徴

  • 発生場所:屋根、外壁のひび割れ、シーリングの劣化、ベランダやバルコニーの防水層など
  • 目に見える症状:天井や壁のシミ、クロスの剥がれ、カビ臭、ポタポタとした水漏れ
  • 隠れた症状:壁の中の断熱材が濡れる、木材が腐食する、鉄部がサビる

なぜ怖いのか?

雨漏りは単なる「水の侵入」ではなく、放置すると次のような被害につながります。

  • 建物の構造材が腐り、耐久性・耐震性が落ちる
  • カビやダニの発生により健康被害が出る
  • 補修費用が高額化(塗装だけでは直らず、大規模修繕が必要)

つまり雨漏りは、住宅の寿命を縮めるサインとも言えます。
「外壁塗装をしないと雨漏りにつながる」と言われるのは、塗装が雨水の侵入を防ぐ大切な役割を担っているからです。

建物の寿命が短くなる

  1. 防水性の低下
    外壁塗装は、雨や紫外線から建物を守る「防水の膜」です。
    劣化すると水分が外壁や下地に染み込み、木材の腐食や鉄部のサビを招きます。結果的に建物全体の耐久性が落ちます。
  2. 劣化の加速
    外壁材(サイディング・モルタルなど)は塗装で保護されてこそ長持ちします。
    塗膜がなくなると、ひび割れ・反り・欠けが進行しやすくなり、補修範囲がどんどん広がってしまいます。
  3. 雨漏りによる構造体の損傷
    一度内部に雨水が入ると、断熱材や木材が濡れてカビ・腐朽が発生します。
    これが進むと耐震性や強度にも悪影響を及ぼし、大規模リフォームや建て替えが必要になるケースもあります。

建物寿命のイメージ

  • 定期的に外壁塗装を行った場合 → 木造住宅で約30~40年以上
  • 外壁塗装をせず放置した場合 → 20年未満で雨漏り・劣化が進み、大規模修繕が必要になることも

外壁の劣化

外壁が劣化すると、見た目が古くなるだけでなく、建物の性能や寿命に大きな影響が出ます。放置してしまうと雨漏りや構造体の損傷につながるため注意が必要です。


外壁劣化で起こる主な症状と影響

  1. 色あせ・チョーキング(粉が付く現象)
    • 紫外線や雨風で塗膜が劣化すると色あせ、触ると白い粉がつきます。
    • 防水性能が低下しているサインです。
  2. ひび割れ(クラック)
    • モルタル外壁やサイディングの継ぎ目に発生。
    • そこから雨水が浸入し、雨漏りや内部の腐食の原因になります。
  3. カビ・コケ・藻の発生
    • 防水機能が落ちると湿気がたまりやすくなり、外壁表面に汚れやカビが繁殖。
    • 美観を損ねるだけでなく、建物の劣化を早めます。
  4. シーリング(コーキング)のひび割れ・剥がれ
    • サイディングの目地や窓回りのシーリングが縮んだり割れたりすると隙間が生じます。
    • ここから水が侵入して雨漏りに直結することもあります。
  5. 外壁材の反り・浮き・欠け
    • サイディングボードが水を吸うと膨張・反りが発生。
    • 隙間から雨水が入って内部の木材を腐らせます。
  6. 雨漏り・構造体へのダメージ
    • 劣化が進行すると、外壁だけでなく内部の柱や梁まで水が回り、耐久性や耐震性が低下。
    • 修繕費用が大規模化し、塗装では直せず張り替えやリフォームが必要になります。

まとめ

外壁劣化は「見た目の問題」ではなく、防水性能の低下 → 雨漏り → 建物寿命の短縮という流れで進行していきます。
定期的な点検と塗装で防げば、建物を長持ちさせることができます。

修繕費用の増加

  1. 軽微な補修で済まなくなるから
    • 本来は「外壁塗装+シーリング補修」程度で防げた劣化も、放置するとひび割れが拡大。
    • その結果、外壁材の張り替えや下地補修が必要になり、費用が数倍に膨らみます。
  2. 内部まで雨水が侵入するから
    • 外壁材の隙間から雨水が入ると、断熱材や木材まで濡れてしまいます。
    • こうなると塗装だけでは直らず、防水工事や大工工事が追加で必要に。
  3. 劣化が連鎖するから
    • サイディングの浮き → 釘や金具が緩む → 外壁材が落下の危険 → 大規模補修へ
    • モルタルのひび割れ → 水分侵入 → 鉄筋のサビ・爆裂 → 構造補修が必要
    • このように一つの劣化が別の劣化を呼び、工事範囲が広がります。
  4. 緊急対応が高額になるから
    • 雨漏りが発生すると、応急処置+本工事が必要。
    • 台風や豪雨後の緊急対応は割高になるケースが多いです。

具体的な費用イメージ

  • 適切な時期に外壁塗装した場合:80万~120万円程度(30坪住宅の目安)
  • 放置して外壁張り替えまで必要になった場合:200万~300万円以上
  • 雨漏り+内部の腐食修繕まで必要になった場合:300万~500万円以上

チョーキング現象

チョーキング現象とは、外壁の表面を手で触ったときに白い粉が付く劣化現象のことです。


チョーキング現象の正体

  • 外壁塗装に使われる塗料には「顔料(色の成分)」や「樹脂(塗膜を作る成分)」が含まれています。
  • 紫外線や雨風によって樹脂が劣化すると、顔料が粉状に表面へ浮き出てきます。
  • これが「チョーキング(白亜化)」と呼ばれる現象です。

チョーキングが起こるとどうなる?

  1. 防水機能の低下
    塗膜の劣化サインなので、雨水をはじく力が弱まり、外壁材が水を吸いやすくなります。
  2. 外壁材の劣化を促進
    水分が染み込むことで、ひび割れ・反り・カビ・コケの発生につながります。
  3. 美観の低下
    外壁の色あせが目立ち、古びた印象になります。

簡単なセルフチェック方法

  • 外壁を手で軽くこすってみて、白い粉が指につけばチョーキング現象です。
  • 粉が多く付くほど劣化が進んでいるサインで、塗装のタイミングが来ている目安になります。

ひび割れ(クラック)

ひび割れ(クラック)とは、外壁材やモルタル、コンクリートの表面にできる細かな割れ目のことを指します。外壁劣化の代表的な症状であり、放置すると雨水の侵入や建物の耐久性低下につながります。


ひび割れ(クラック)の種類

  1. ヘアークラック
    • 幅0.3mm以下の細いひび割れ。
    • 主に塗膜やモルタルの乾燥収縮で発生。
    • すぐに雨漏りの心配は少ないが、防水性能低下のサイン。
  2. 構造クラック
    • 幅0.3mm以上で、外壁材の下地や構造にまで達する大きなひび割れ。
    • 地震・不同沈下・経年劣化などが原因。
    • 雨水が侵入して雨漏りや内部腐食を起こす危険性が高い。
  3. 縦クラック・横クラック
    • 縦方向:乾燥や地震による動きで発生しやすい。
    • 横方向:雨水が溜まりやすく、特に注意が必要。

ひび割れを放置するとどうなる?

  • 雨水が内部に侵入 → 木材や鉄骨が腐食・サビ
  • 内壁や天井に雨染みが出る → 雨漏りへ発展
  • カビやシロアリ被害を招き、健康や建物寿命に悪影響

まとめ

ひび割れ(クラック)は、外壁劣化の「危険サイン」です。
小さい段階なら補修+塗装で対応できますが、放置して大きくなると外壁材の張り替えや大規模修繕が必要になり、修繕費用が一気に増えてしまいます。

外壁の膨れ・剥がれ

  1. 塗膜の劣化
    • 紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、外壁との密着力が低下。
    • その結果、塗膜が浮いたり剥がれたりする。
  2. 下地処理不足
    • 前回の塗装時に、古い塗膜や汚れをしっかり落とさずに塗装すると、密着不良を起こして膨れ・剥がれにつながる。
  3. 水分の影響
    • 外壁のひび割れやシーリング劣化から水が入り、内部から塗膜を押し上げて膨らむ。
    • 特に湿気が多い北側の壁や、ベランダ周りで発生しやすい。
  4. 施工不良
    • 塗料の選定ミスや乾燥不足のまま重ね塗りした場合にも、膨れ・剥がれの原因になる。

膨れ・剥がれを放置するとどうなる?

  • 雨水の侵入:塗膜が剥がれた部分から水が入り込み、外壁材の劣化を加速。
  • 外壁材の腐食・反り:サイディングやモルタルが水分で弱くなり、反りや崩れを引き起こす。
  • 美観の大きな低下:家全体が古びて見え、資産価値も下がる。
  • 修繕費用が増加:塗装で済むはずが、外壁材の張り替えや補修工事が必要になるケースも。

まとめ

外壁の膨れや剥がれは、外壁が「もう防水できていません」というサインです。
早めに補修すれば再塗装で対応できますが、放置すると外壁材そのものの交換が必要となり、修繕費が数倍に跳ね上がります。

カビやコケの繁殖

カビやコケの繁殖とは、外壁表面に黒ずみや緑色の汚れとして広がる現象で、外壁劣化の典型的な症状のひとつです。見た目が悪くなるだけでなく、外壁の寿命を縮める原因にもなります。


カビやコケが繁殖する原因

  1. 防水性能の低下
    • 塗膜が劣化して防水性が落ちると、外壁表面が湿気を含みやすくなり、カビやコケが定着。
  2. 立地環境
    • 日当たりの悪い北側の壁や、植木や隣家が近く風通しが悪い場所は湿気が溜まりやすく、発生しやすい。
  3. 雨水や結露
    • 雨だれが当たりやすい部分、結露が多い部分は水分が残り、繁殖環境になる。

カビやコケを放置するとどうなる?

  • 美観の悪化
    外壁全体がくすみ、古びた印象を与える。
  • 外壁材の劣化促進
    カビやコケが根を張り、外壁材を傷めて耐久性を低下させる。
  • 健康被害の可能性
    窓サッシや室内にまでカビが広がると、アレルギーや呼吸器系の不調を引き起こす場合もある。

対策

  1. 定期的な清掃や高圧洗浄
    軽度のカビやコケなら早めの清掃で除去できる。
  2. 外壁塗装による防水性回復
    防カビ・防藻性能を持つ塗料で塗装すると、再発を抑えられる。
  3. 環境改善
    植木の剪定や通気性の確保で湿気を減らす。

まとめ

カビやコケの繁殖は、外壁の防水性能が低下しているサインです。
「見た目の汚れ」と軽視せず、早めに塗装や補修を行うことで、建物の美観と寿命を守ることにつながります。

変色・色あせ

変色・色あせとは、外壁塗装の色が時間の経過とともに薄くなったり、本来の色味と違って見える状態を指します。外壁の美観を損なうだけでなく、塗膜劣化のサインとして建物の耐久性にも関わります。


変色・色あせが起こる原因

  1. 紫外線(UV)の影響
    • 太陽光の紫外線によって塗膜の樹脂が分解され、顔料の色が薄くなる。
    • 特に南向きや日当たりの良い外壁で起こりやすい。
  2. 雨や湿気の影響
    • 雨風による塗膜の摩耗や水分浸入で、色がくすむことがある。
  3. 塗料の品質や種類
    • 安価な塗料や耐候性の低い塗料は、変色・色あせが早く起こる。
  4. 外壁材や下地の影響
    • サイディングの素材やモルタルの状態によって、色ムラや変色が目立ちやすくなる。

変色・色あせを放置するとどうなる?

  • 美観の低下
    建物全体が古びた印象に。資産価値にも影響。
  • 防水性能の低下サイン
    色あせは塗膜の劣化を示すため、防水機能も低下している可能性が高い。
  • 他の劣化症状につながる
    色あせ→チョーキング→ひび割れ→雨漏り、という流れで劣化が進むこともある。

対策

  1. 定期的な点検
    色あせや変色を早めに発見し、塗装のタイミングを逃さない。
  2. 高耐候性・遮熱塗料の活用
    紫外線や雨風に強い塗料で塗装すると、変色や色あせを抑えられる。
  3. 部分補修や塗り替え
    軽度なら部分塗装で対応可能。全体的に色あせしている場合は塗り替えが望ましい。

外壁は、建物を雨風や紫外線から守る大切な「盾」の役割を担っています。しかし、塗装をせずに放置すると、チョーキング、ひび割れ、膨れ・剥がれ、カビやコケの繁殖、変色・色あせといった様々な劣化症状が現れます。これらは単なる見た目の問題ではなく、雨漏りや建物の耐久性低下、修繕費の増加といった深刻なトラブルにつながるリスクがあります。

早めに外壁を点検し、劣化のサインを発見したら適切な補修や塗装を行うことが、建物の寿命を延ばし、修繕費を抑える最も有効な方法です。また、防水性や耐候性の高い塗料を選ぶことで、変色やカビの再発も防ぐことができます。

定期的なメンテナンスと塗装は、家を美しく保つだけでなく、長く安全に住み続けるための重要な投資です。外壁の劣化に気づいたら早めに行動することが、後々の大きなトラブルを防ぐポイントです。


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