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防水工事とは?工事の種類・耐用年数・おすすめの業者選びについて解説!
2025.08.20
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瀬戸市
皆さんこんにちは!
有水塗装店のブログを拝見していただきありがとうございますo((>ω< ))o
1.防水工事とは?
「防水工事」とは、建物を雨水や地下水から守るために行う施工のことをいいます。
屋上やベランダ、外壁、地下構造物など、雨や水が浸入しやすい部分に専用の防水層をつくり、建物内部に水が入り込むのを防ぐ役割を持っています。
🔹 防水工事の目的
防水工事の最大の目的は、建物を水の侵入から守り、長く快適に使用できるようにすることです。具体的には以下のような役割があります。
- 雨漏り防止
屋上・外壁・ベランダ・地下などから雨水が侵入するのを防ぎ、室内環境を守ります。 - 建物の劣化防止
水の浸入は鉄筋のサビや木材の腐食、コンクリートの中性化を招きます。防水層でそれを防ぐことで、構造体の寿命を延ばします。 - 資産価値の維持
適切な防水工事を行うことで外観の美しさを保ち、建物の資産価値を下げないようにします。 - 居住性・快適性の向上
雨漏りや湿気によるカビ・結露を防ぎ、快適で健康的な住環境を維持できます。 - 修繕コストの削減
早めに防水工事を行うことで、大規模な修繕や改修を防ぎ、結果的にコストを抑えられます。
✅ まとめると、防水工事の目的は「雨や湿気によるダメージから建物を守り、長く安心して暮らせる環境をつくること」です。
2.防水工事の主な種類と耐用年数・単価
防水工事にはいくつか種類があり、それぞれ耐用年数・施工単価・特徴が異なります。建物の構造や用途、予算に合わせて選ぶのが一般的です。
🔹 防水工事の主な種類と耐用年数・単価(目安)
1. ウレタン防水
- 耐用年数:10〜13年
- 単価:4,000〜7,000円/㎡
- 特徴:液体状のウレタン樹脂を塗って防水層を作る工法。複雑な形状にも対応でき、戸建て住宅のベランダや屋上で広く使われています。
- メリット:比較的安価で施工しやすい。補修も容易。
- デメリット:職人の技術によって仕上がりが左右されやすい。紫外線に弱く、トップコートの定期的なメンテナンスが必要。
2. FRP防水(繊維強化プラスチック防水)
- 耐用年数:12〜15年
- 単価:5,000〜8,000円/㎡
- 特徴:ガラス繊維で補強したプラスチックを塗布する工法。強度が非常に高く、硬い仕上がりになります。
- メリット:耐久性・耐摩耗性に優れ、歩行も可能。ベランダやバルコニーに最適。
- デメリット:伸縮性が低く、揺れに弱い。広い屋上などには不向き。
3. シート防水(塩ビシート・ゴムシート)
- 耐用年数:12〜20年
- 単価:4,500〜7,500円/㎡
- 特徴:シート状の防水材を貼り付ける工法。特に塩ビシートは耐候性に優れています。
- メリット:耐久性が高く、広い面積に向く。施工スピードも早い。
- デメリット:複雑な形状の場所には不向き。下地の凹凸に影響されやすい。
4. アスファルト防水
- 耐用年数:15〜25年
- 単価:6,000〜9,000円/㎡
- 特徴:溶かしたアスファルトを何層にも積層する工法。耐久性が高く、ビルやマンションなど大規模建築で多用。
- メリット:歴史が長く、信頼性のある工法。耐久性抜群。
- デメリット:施工時に高温を扱うため工期やコストがかかり、戸建てではあまり採用されない。
5. 浸透性防水(撥水剤・防水材塗布)
- 耐用年数:5〜10年
- 単価:2,000〜4,000円/㎡
- 特徴:コンクリートやモルタルの外壁に撥水剤を塗布することで防水性能を高める簡易工法。
- メリット:低コストで施工が可能。短工期。
- デメリット:耐用年数が短く、定期的な塗り直しが必要。
🔹 比較表(目安)
工法 | 耐用年数 | 単価(㎡あたり) | 主な用途 |
---|---|---|---|
ウレタン防水 | 10〜13年 | 4,000〜7,000円 | 屋上・ベランダ |
FRP防水 | 12〜15年 | 5,000〜8,000円 | ベランダ・バルコニー |
シート防水 | 12〜20年 | 4,500〜7,500円 | 屋上・大面積 |
アスファルト防水 | 15〜25年 | 6,000〜9,000円 | ビル・マンション |
浸透性防水 | 5〜10年 | 2,000〜4,000円 | 外壁・簡易補修 |
3.防水工事の実施するタイミング
防水工事は「雨漏りしてから」行うのではなく、劣化サインを見逃さず、適切なタイミングで行うことがとても大切です。
🔹 防水工事を実施する主なタイミング
1. 築年数や前回工事からの経過年数
- 防水層の耐用年数は工法によって違いますが、10年前後が目安。
- 一般的な戸建て住宅では、築10〜15年、または前回の防水工事から10年ほど経過したら点検・再施工を検討するべきです。
2. 劣化症状が出始めたとき
以下のような症状が見られたら早めに工事を検討しましょう。
- 防水層の ひび割れ・剥がれ・膨れ
- 屋上・ベランダの 水たまりが消えにくい
- 外壁や天井に 雨染みやカビ
- コーキング(シーリング)の ひび割れや肉痩せ
- 雨の日に起きる ポタポタ音・雨漏り
3. 定期点検の結果
- 多くの防水工事業者は「5年ごとの点検」を推奨しています。
- 点検で軽度の劣化が見つかった場合は、トップコートの塗り替えなど小規模補修で済むこともあります。
- 放置すると劣化が進み、大規模な改修や下地補修が必要になり、費用も高額に…。
4. 外壁塗装や大規模修繕のタイミング
- 外壁塗装と同じタイミング(10年前後)で行うと効率的。
- 足場代を共有できるのでコストを抑えられます。
- 特にマンション・アパートの管理組合では、大規模修繕工事に合わせて防水工事を行うのが一般的です。
5. 台風や大雨の被害後
- 台風や豪雨の後に雨漏りや浸水が見つかることがあります。
- 緊急補修の後、根本的な防水工事を検討するのが安心です。
🔹 まとめ
防水工事の実施タイミングは
- 10年前後の周期
- 劣化サインが出たとき
- 外壁塗装・大規模修繕のタイミング
- 自然災害後
この4つが主な目安です。
👉 放置すると建物内部に水が回り、修繕費が2倍〜3倍になるケースもあるため、早めの点検とメンテナンスが重要です。
4.防水点検・メンテナンス
防水工事は一度やって終わりではなく、定期的な点検・メンテナンスが非常に重要です。放置すると劣化が進行し、雨漏りや建物の寿命低下につながってしまいます。
🔹 防水点検・メンテナンスの重要性
- 早期発見・早期補修が可能
小さなひび割れや剥がれを早めに直すことで、大規模修繕に発展するのを防ぎます。 - 耐用年数を延ばせる
定期的なトップコート塗り替えや簡易補修で、防水層の寿命を長く保てます。 - 修繕コストを抑えられる
大掛かりな改修を避けられるため、長期的に見て費用が安く済みます。
🔹 防水点検のチェックポイント
- 防水層に ひび割れ・膨れ・剥がれ はないか
- 屋上・ベランダに 水たまりができていないか
- コーキング(シーリング)が 痩せたり割れていないか
- 排水口やドレンが 詰まっていないか
- 室内天井や壁に 雨染みやカビ跡 が出ていないか
🔹 防水メンテナンスの方法
- トップコートの塗り替え
- ウレタン防水やFRP防水では、5〜6年ごとにトップコートを塗り替えると耐用年数を延ばせます。
- 部分補修
- 小さなひび割れや剥がれは、部分的に防水材を補修することで対応可能。
- シーリング打ち替え
- 外壁の目地やサッシ周りのコーキングは10年前後で劣化するため、打ち替えが必要です。
- 全面改修
- 劣化が進んでいる場合は、防水層を撤去して新しく施工し直します。
🔹 点検・メンテナンスの周期目安
- 点検:5年ごと(特に築10年以降は必須)
- トップコート再塗装:5〜6年ごと
- 部分補修:劣化を発見したら随時
- 全面防水工事:10〜15年ごと
✅ まとめると、防水工事は「やりっぱなし」ではなく、
定期的な点検(5年ごと)+トップコートや部分補修を行うことで寿命を倍近く延ばせる工事です。
5.防水工事についてよくある質問
🔹 防水工事についてよくある質問(FAQ)
Q1. 防水工事はなぜ必要なのですか?
A. 建物は雨や湿気の影響を常に受けています。防水工事を行うことで、雨漏り防止・建物の劣化防止・資産価値の維持につながります。放置すると鉄筋のサビや木材の腐食が進み、大規模修繕が必要になる場合があります。
Q2. 防水工事はどのくらいの周期で行えばいいですか?
A. 一般的には10〜15年ごとに行うのが目安です。ただし、トップコートの塗り替えは5〜6年ごとに行うと、防水層を長持ちさせることができます。
Q3. 防水工事の種類にはどんなものがありますか?
A. 主に以下の種類があります。
- ウレタン防水(10〜13年)
- FRP防水(12〜15年)
- シート防水(塩ビ・ゴム)(12〜20年)
- アスファルト防水(15〜25年、大規模建物向け)
用途や建物の形状によって最適な工法を選びます。
Q4. 防水工事にはどのくらいの費用がかかりますか?
A. 工法や施工範囲によって異なりますが、1㎡あたり4,000〜9,000円前後が一般的です。
例:ベランダ10㎡なら約5〜8万円、屋上100㎡なら約50〜90万円が目安です。
Q5. 防水工事の工期はどのくらいですか?
A. 施工範囲や工法によって変わります。
- ベランダ程度なら 2〜3日程度
- 屋上全体なら 1週間前後 が目安です。
天候にも左右されるため、余裕を持って計画することが大切です。
Q6. 防水工事中は家の中で普通に生活できますか?
A. 基本的には問題なく生活できます。騒音や臭気が多少ある場合はありますが、在宅していても工事は可能です。
Q7. 雨の日でも防水工事はできますか?
A. できません。防水材は乾燥が必要なため、雨天・強風・高湿度の日は施工を避けます。梅雨時期や台風シーズンは工期が延びることがあるため、春や秋がベストシーズンとされています。
Q8. 防水工事をしないとどうなりますか?
A. 雨漏りやカビの発生、鉄筋コンクリートの劣化などが進みます。結果的に補修費用が数倍に膨らむケースも少なくありません。
Q9. 業者選びで注意すべきポイントは?
A.
- 地元での施工実績が多いか
- 保証内容が明確か
- 見積書の内容が細かく記載されているか
- 点検・アフターサービスがあるか
これらをチェックするのが安心です。
✅ まとめ
防水工事は「いつ?どこに?どのくらい費用がかかる?」という疑問が多い工事です。
よくある質問を知っておくことで、工事の必要性やタイミングがイメージしやすくなります。
6.防水工事業者の選び方
防水工事は「施工の良し悪し」で建物の寿命が大きく変わります。
同じ材料を使っても、業者の技術や対応次第で仕上がりが違ってしまうので、業者選びは慎重に行う必要があります。
🔹 防水工事業者の選び方
1. 実績が豊富かどうか
- 過去の施工件数や事例を確認しましょう。
- 特に 屋上・ベランダ・外壁など自宅と同じ条件での施工実績 があると安心です。
- 公式サイトやカタログに事例写真が掲載されている業者は信頼度が高いです。
2. 資格や許可を持っているか
- 防水工事には専門的な技術が必要です。
- 信頼できる業者は以下のような資格を持っています:
- 防水施工技能士
- 建設業許可(塗装工事業、防水工事業)
- 無資格の業者や訪問販売業者は要注意です。
3. 見積書の内容が明確か
- 「一式いくら」といった大雑把な見積りではなく、
材料費・工法・㎡単価・工程ごとの費用 が細かく書かれているかを確認しましょう。 - 複数社から相見積もりを取るのがベストです。
4. 保証やアフターフォローがあるか
- 防水工事は施工後すぐには不具合が出にくいので、保証内容の明確さが重要です。
- 5〜10年の保証がつく業者を選びましょう。
- 工事後も定期点検やアフター対応をしてくれるか確認してください。
5. 地元での評判・口コミを確認
- Googleマップや口コミサイトでの評価をチェックしましょう。
- 地元密着型の業者は、アフター対応や緊急時の対応が早いメリットがあります。
- 逆に、飛び込み営業で「今なら安くします」と言ってくる業者は注意が必要です。
6. 得意な工法を確認する
- ウレタン防水・FRP防水・シート防水など、業者によって得意な工法があります。
- 建物の形状に合った工法を提案してくれるかどうかが大切です。
- どの工法でも「メリット・デメリット」をきちんと説明してくれる業者が信頼できます。
7. 担当者の対応力
- 説明が丁寧でわかりやすいか
- こちらの質問に的確に答えてくれるか
- 押し売り的な営業をしてこないか
担当者の人柄や対応は、そのまま工事の安心感につながります。
✅ まとめ
防水工事業者を選ぶときは、
- 実績・資格・見積りの明確さ・保証・口コミ
この5つを必ずチェックしましょう。
👉 特に瀬戸市・尾張旭市のような地域密着の工事では、地元での信頼度が高い業者を選ぶのが安心です。
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- 無料の見積もり・診断
現地調査から見積もり提出まで、すべて無料で対応しています。 - 地域密着型の対応
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