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皆さんこんにちは!

有水塗装店のブログを拝見していただきありがとうございますo((>ω< ))o

外壁は家を守る大切な役割を果たしていますが、常に雨や紫外線、風などの自然環境にさらされているため、時間が経つにつれて少しずつ劣化が進んでいきます。見た目の美しさが損なわれるだけでなく、放置してしまうと雨漏りや建物そのものの寿命を縮めてしまうことも…。

だからこそ、外壁のメンテナンスは「まだ大丈夫」と思っているうちに検討することが重要です。この記事では、外壁のメンテナンスを始めるべきサインや、タイミングの目安についてわかりやすく解説していきます。

1.外壁のメンテナンスを検討するべきサイン


1. チョーキング(白い粉が付く)

外壁を手で触ったときに白い粉が付く現象。塗膜が紫外線や雨で劣化して、防水性が低下しているサインです。

2. ひび割れ(クラック)

細いヒビから大きなクラックまで放置すると、そこから雨水が侵入して雨漏りや内部腐食につながります。

3. 外壁の色あせ・変色

塗装の効果が切れ始めているサイン。特に日当たりの良い面から色あせが目立ちます。

4. 塗膜の膨れ・剥がれ

塗装が浮いたり剥がれている状態は、防水性能が失われている危険信号です。早めの塗り替えが必要。

5. カビ・コケ・藻の発生

北側や湿気が多い場所に見られる症状。見た目の問題だけでなく、外壁材の劣化を早めます。

6. シーリング(コーキング)の劣化

目地のシーリング材が割れたり縮んだりしていると、雨水が侵入して内部を傷める原因になります。

7. 室内への影響

外壁の劣化が進むと、室内の壁紙のシミやカビ、雨漏りなどに直結します。ここまで来ると大掛かりな修繕が必要です。


👉 目安としては10年ごとに点検・塗装を検討するのが理想ですが、上記のサインが一つでも出てきたら、早めに専門業者へ相談するのが安心です。

2.種類別!外壁のメンテナンス方法


1. サイディング外壁(窯業系・金属系)

  • 窯業系サイディング
    • 主な症状:チョーキング、コーキングの劣化、反り、ひび割れ
    • メンテナンス方法:10年前後で塗装、劣化したコーキングの打ち替え
  • 金属サイディング(ガルバリウムなど)
    • 主な症状:サビ、塗膜の色あせ
    • メンテナンス方法:サビ止め処理+塗装、傷の補修

2. モルタル外壁

  • 主な症状:ひび割れ(クラック)、カビ・藻の発生、塗膜の剥がれ
  • メンテナンス方法:クラック補修、塗装による防水性回復、カビ・コケの洗浄
  • ポイント:乾燥収縮によるクラックが起きやすいので、早めの補修が重要

3. タイル外壁

  • 主な症状:目地の劣化、浮き・剥がれ、ひび割れ
  • メンテナンス方法:目地のシーリング補修、タイルの浮き補修、欠けた部分の張り替え
  • ポイント:タイル自体は耐久性が高いが、目地や下地の劣化に注意

4. ALC外壁(軽量気泡コンクリート)

  • 主な症状:ひび割れ、シーリング材の劣化、吸水による劣化
  • メンテナンス方法:シーリングの打ち替え、防水塗装による吸水防止
  • ポイント:防水性が切れると一気に劣化するため、塗装の定期的なメンテが必須

5. 木材外壁

  • 主な症状:色あせ、反り、カビ・腐食
  • メンテナンス方法:専用の保護塗料で塗装、劣化した部材の交換、防腐・防虫処理
  • ポイント:自然素材ならではの風合いを保つため、短いスパンでの塗り替えが必要

🔑 まとめると

  • サイディング → コーキングと塗装のメンテナンスが基本
  • モルタル → クラック補修+塗装
  • タイル → 目地と浮きの点検
  • ALC → 防水塗装が命
  • 木材 → 防腐塗装をこまめに

3.外壁をメンテナンスする際にかかる費用


1. 外壁塗装

  • 費用相場:80万~120万円(30坪住宅)
  • 内容:高圧洗浄、下地処理、塗装(下塗り・中塗り・上塗り)
  • ポイント:塗料の種類によって単価が変動(シリコン・フッ素・無機など)

2. コーキング(シーリング)の補修

  • 費用相場:1,000~1,500円/m
  • 内容:劣化したシーリング材を撤去し、新しく打ち替え
  • ポイント:外壁塗装とセットで行うと足場代が節約できる

3. ひび割れ(クラック)補修

  • 費用相場:1~3万円(小規模補修)
  • 内容:樹脂注入、シーリング材充填、モルタル補修など
  • ポイント:幅0.3mm以上のひび割れは早急な補修が必要

4. 外壁張り替え(重ね張り・カバー工法)

  • 費用相場:120万~200万円(30坪住宅)
  • 内容:既存の外壁の上に新しいサイディングを重ねて施工
  • ポイント:塗装よりも高額だが耐久性アップ

5. 外壁の張り替え(全面撤去)

  • 費用相場:150万~300万円以上(30坪住宅)
  • 内容:既存外壁を撤去して新しい外壁材に交換
  • ポイント:耐用年数は長いが、解体費用が加わるため高額

6. タイル外壁の補修

  • 費用相場:3,000~12,000円/㎡
  • 内容:浮き補修、欠損部の張り替え、シーリング補修
  • ポイント:タイル自体は丈夫だが、目地や下地のメンテが必要

費用を抑えるポイント

  • 足場を使う工事(塗装・コーキング・防水工事)は同時に行うと足場代を節約できる
  • 相見積もりを取り、塗料の種類・工事範囲を明確に比較する
  • 劣化が軽度のうちに対応すれば補修費用を抑えられる

4.外壁のメンテナンスフリー素材というのは存在しない!?


実は「外壁はメンテナンスフリーにしたい」と思う方は多いですが、完全にメンテナンス不要の外壁材は存在しません。メーカーや業者の宣伝で「メンテナンスフリー」という言葉を目にすることもありますが、正しくは「メンテナンスの手間を減らせる素材」がある、というのが本当のところです。


外壁に“メンテナンスフリー”は存在しない理由

  1. 紫外線・雨風・湿気に必ずさらされるから
     どんなに高耐久な素材でも、紫外線や雨水、気温差による膨張・収縮の影響を避けることはできません。
  2. 目地や付帯部が劣化するから
     外壁本体が丈夫でも、シーリング(コーキング)や金具、塗膜など周辺部分が劣化し、結局メンテナンスは必要になります。
  3. 汚れやカビ・藻の付着は避けられない
     特に北側や湿気の多い場所では、どんな外壁材でもカビ・藻が発生する可能性があります。

メンテナンスの手間を減らせる素材

「完全フリー」ではないものの、比較的メンテナンスサイクルが長い外壁材は存在します。

  • タイル外壁
     タイル自体は非常に耐久性が高く、50年以上もつことも。ただし、目地や下地は定期的な点検・補修が必要。
  • 金属サイディング(ガルバリウム鋼板など)
     サビに強く軽量で耐久性が高い。塗装メンテナンスは15~20年に一度が目安。
  • 高耐久塗料(フッ素・無機塗料)を使ったサイディングやモルタル
     通常のシリコン塗料より長持ちし、15~20年サイクルでメンテナンス可能。

まとめ

  • 「メンテナンスフリー素材」というものは存在しない
  • 実際には「メンテナンスの手間を減らせる素材」があるだけ
  • いずれの素材も 定期的な点検・部分補修は必須
  • 長期的に安心したいなら、「素材選び+定期点検」が一番の近道

外壁素材ごとの耐用年数とメンテナンス頻度

外壁素材主な特徴耐用年数(目安)メンテナンス頻度(目安)主なメンテナンス内容
窯業系サイディング最も普及している外壁材。デザイン豊富。約30〜40年10〜15年ごと塗装、コーキング打ち替え
金属サイディング(ガルバリウム鋼板など)サビに強く軽量。高耐久。約40年15〜20年ごと塗装、サビ止め補修
モルタル外壁職人仕上げでデザイン自由度が高い。約30〜40年10〜15年ごとクラック補修、塗装、防水処理
タイル外壁耐久性・高級感に優れる。50年以上目地は10〜15年ごと目地シーリング補修、浮き補修
ALC外壁(軽量気泡コンクリート)軽量で耐火性が高い。吸水性が高い点に注意。約40年10〜15年ごと防水塗装、シーリング補修
木材外壁自然素材でデザイン性高いが劣化が早い。約20〜30年5〜10年ごと保護塗料の塗り替え、防腐・防虫処理

5.自分でできる外壁のメンテナンス方法


1. 外壁のチェック(定期点検)

  • 年に1〜2回は外壁をぐるっと一周して、ひび割れ・色あせ・コーキングの割れなどを確認
  • 室内の壁紙にシミやカビが出ていないかも要チェック(雨漏りのサイン)

2. 外壁の洗浄

  • 軽い汚れ・ホコリ → ホースの水で流すだけでOK
  • コケやカビ → 市販の中性洗剤を薄めて、柔らかいブラシやスポンジでこすり洗い
  • 高圧洗浄機を使う場合は圧を弱めて(強すぎると塗膜や目地を傷める可能性あり)

3. コーキング(シーリング)の簡易補修

  • ひび割れや隙間が小さい場合 → ホームセンターで売っている補修用コーキング材で充填
  • 大きな割れ・広範囲 → 自分でやると仕上がりが悪くなるので専門業者に依頼

4. 小さなひび割れ(ヘアクラック)の補修

  • 0.3mm未満の細かいクラック → 補修用シーラーやフィラーを塗って進行を防ぐ
  • それ以上の大きなクラックは専門業者に依頼するのが安全

5. 雨樋・付帯部の清掃

  • 落ち葉やゴミで雨樋が詰まると外壁に雨水が流れ、劣化を早める
  • 定期的にゴミを取り除き、雨水がスムーズに流れるようにする

自分でできる範囲と業者に任せるべき範囲

  • 自分でできること → 洗浄・簡易補修・点検
  • 業者に任せるべきこと → 外壁塗装、広範囲のコーキング打ち替え、大きなひび割れ修繕、タイルや外壁材の張り替え

🔑 ポイントは「DIYで完璧に直そうとしない」ことです。
ご自身でできるのはあくまで「予防」と「応急処置」。本格的な修繕はプロに依頼することで、長い目で見ても費用を抑えられます。

自分でできる vs 業者に任せる 外壁メンテナンス比較表

分類内容ポイント費用の目安
自分でできるメンテナンス外壁の点検(ひび割れ・色あせ・コーキング劣化の確認)早期発見につながる。年1〜2回実施がおすすめ。無料
外壁の洗浄(ホース・中性洗剤・ブラシなど)軽い汚れ・コケ・カビを除去可能。高圧洗浄機は弱め設定で使用。数百円〜数千円
コーキングの簡易補修(小さな隙間埋め)市販のコーキング材で応急処置可能。ただし広範囲は不可。1,000円〜5,000円程度
小さなひび割れ(0.3mm未満)の補修補修用シーラーやフィラーで対応可能。数千円
雨樋や付帯部の清掃雨水の詰まりを防ぎ、外壁劣化を予防。無料〜数千円
業者に任せるべきメンテナンス外壁塗装(防水・美観回復)足場が必要で専門技術が必須。耐用年数10〜15年ごと。80万〜120万円(30坪)
コーキングの打ち替え(全面補修)経年劣化した目地をすべて打ち替える必要あり。20万〜50万円
大きなひび割れ補修(0.3mm以上)雨漏り・構造劣化につながるため専門工事が必須。1万〜数十万円(規模次第)
外壁材の張り替え・カバー工法下地の劣化や広範囲の損傷時に必要。120万〜300万円以上
タイル外壁の浮き・剥がれ補修専門知識が必要。部分補修や張り替え対応。3,000〜12,000円/㎡

外壁は家を守る大切な役割を担っており、定期的なメンテナンスを行うことで美観だけでなく、建物の耐久性や資産価値を長く維持することができます。どの外壁素材であっても「メンテナンスフリー」というものは存在せず、必ず劣化や補修のタイミングが訪れるものです。

また、外壁材によって耐用年数やメンテナンスの頻度が異なるため、住まいに使われている素材を理解し、適切な時期に点検・補修を行うことが大切です。軽い汚れ落としや小さな補修は自分でも対応できますが、塗装や大規模な補修は専門業者に依頼するのが安心・確実です。

外壁の劣化を放置すると雨漏りや構造体の腐食など、修繕費用が高額になるケースも少なくありません。だからこそ「早めのチェック」と「計画的なメンテナンス」が最良の節約につながります。

👉 ご自宅の外壁を一度じっくり点検し、少しでも気になるサインがあれば、専門業者に相談してみることをおすすめします。


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    営業時間:9:00~17:00(金曜日定休)

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