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外壁塗の装施工事例 人気の遮熱・断熱塗装とは?
2025.09.27
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瀬戸市
皆さんこんにちは!
有水塗装店のブログを拝見していただきありがとうございますo((>ω< ))o
す。
対策は 相見積もり+書面確認+冷静な判断。
外壁塗装と聞くと「家の見た目をきれいにする工事」というイメージが強いかもしれません。ところが近年では、見た目だけでなく“住まいの快適さ”や“光熱費の削減”に役立つ機能性塗料が注目されています。その代表が「遮熱塗装」と「断熱塗装」です。どちらも夏の強い日差しや冬の寒さから家を守る効果があり、省エネや快適な室内環境づくりにつながります。本記事では、遮熱塗装と断熱塗装の特徴や違い、選び方について分かりやすく解説していきます。
外壁塗装における「遮熱塗装」と「断熱塗装」の違い
外壁塗装には見た目を美しく保つだけでなく、住まいの快適性を高める機能性塗料もあります。その代表が 遮熱塗装 と 断熱塗装 です。どちらも「夏の暑さを和らげ、冷房費を抑える」という効果を目的としていますが、仕組みが少し異なります。
1. 遮熱塗装とは?
- 仕組み
太陽光に含まれる赤外線を反射することで、外壁や屋根が熱を吸収するのを防ぎます。
→ 表面温度の上昇を抑える塗料。 - 効果
・屋根や外壁の表面温度が10〜20℃ほど下がることもある
・夏場の室内温度上昇を軽減
・冷房費の節約につながる - 注意点
・色によって効果が変わる(白や淡い色の方が効果大)
・冬の保温効果はあまり期待できない
2. 断熱塗装とは?
- 仕組み
塗料に含まれる中空ビーズなどが「熱の伝わり」を遮断する役割を果たし、外からの熱を遮るだけでなく、室内の暖かさも外へ逃げにくくします。
→ 壁自体が“魔法瓶”のような役割に。 - 効果
・夏は暑さを防ぐ
・冬は暖房熱を逃がしにくく、省エネ効果が通年で期待できる
・結露防止にもつながることがある - 注意点
・遮熱塗装よりもやや高額
・厚めに塗装する必要があり、施工技術も重要
3. 遮熱塗装と断熱塗装の違い(比較表)
項目 | 遮熱塗装 | 断熱塗装 |
---|---|---|
主な効果 | 太陽光を反射して表面温度を下げる | 熱を通しにくくする |
効果の季節 | 夏の暑さ対策に有効 | 夏も冬も効果あり |
室内温度 | 下がりやすい(特に屋根) | 上がりにくく、下がりにくい |
コスト | 比較的安価 | 遮熱より高額 |
塗装の厚み | 薄くても効果あり | 厚く塗る必要あり |
光沢・色の影響 | 色によって効果が変わる | 色の影響は比較的少ない |
まとめ
- 遮熱塗装 → 「夏の暑さ対策をしたい」人向け。コストを抑えながら快適さを求める場合におすすめ。
- 断熱塗装 → 「夏も冬も快適にしたい」人向け。オールシーズン効果を期待できるが、費用はやや高め。
外壁塗装を考える際は、住んでいる地域の気候・ライフスタイル・予算に合わせて選ぶことが大切です。
冬場の保温効果について
■ 遮熱塗装
- 仕組み:太陽光の赤外線を反射して、外壁や屋根の温度上昇を防ぐ。
- 冬場は?
→ 太陽の熱も反射してしまうため、冬の「日差しによる暖かさ」を取り込みにくくなります。
→ そのため 冬場の保温効果はほとんど期待できません。
■ 断熱塗装
- 仕組み:塗料内の特殊な粒子(中空ビーズなど)が熱の伝わりを抑える。
- 冬場は?
→ 室内の暖かい空気を外に逃がしにくくするため、暖房効率を高めます。
→ その結果、冬場の保温効果あり。暖房費の節約や結露の軽減にもつながります。
まとめ(冬場効果の比較)
種類 | 冬の保温効果 |
---|---|
遮熱塗装 | ほぼなし(むしろ日射を反射してしまう) |
断熱塗装 | あり(暖房効率アップ・熱が逃げにくい) |
👉 冬の快適さも重視するなら「断熱塗装」が有利です。
ただし、地域の気候によって選び方は変わります。
たとえば、愛知県尾張旭市や瀬戸市のように「夏の暑さも冬の冷え込みもある」地域なら、断熱塗装のほうが長期的にメリットが大きいといえます。
国内で見られる単価目安
※塗料(遮熱・断熱塗料を含む)の単価は、塗料の性能・グレード、施工条件、使用する塗料の種類(シリコン、フッ素、無機、特殊機能付きなど)によって大きく変わります。以下に国内で見られる目安をまとめます。ただし あくまで参考値 とし、実際の見積もりは施工業者に確認する必要があります。
塗料の種類/用途 | 単価目安(㎡あたり) | 備考 |
---|---|---|
遮熱塗料(シリコン系) | 約 2,500円 ~ 3,500円/㎡ | 上塗り・機能性加算込みの価格例 |
遮熱塗料(高機能・グレード高め) | 4,000円~5,000円/㎡ 以上 | 耐久性・遮熱性を強めた仕様例 |
断熱塗料 | 約 3,000円 ~ 6,000円/㎡ | 外壁・屋根を対象にした例。機能性の強いものは上限へ近づく傾向あり。 |
外壁特殊機能仕様(断熱仕様含む) | 約 4,000円/㎡ くらいから | 業者の標準基準表で、断熱塗料仕様で 4,000円/㎡ の例あり |
材料のみ(塗料単体) | (例)ガイナ 1L:4,000円/L 程度 | 塗料販売の価格例。これを面積あたりに換算して使用量を掛ける形。 |
注意点・補足
- 上記の単価には 施工費(人件費・足場・下地処理など) を含むケースもあれば、塗料代のみのケースもあります。業者見積もりの明細を必ず確認する必要があります。
- 機能性塗料(遮熱・断熱機能付き)は一般的な塗料と比べて 高め に設定されており、見積もりで「一般塗料との差額」を確認するのが有効です。
- 建物の形状(凹凸、窓の多さなど)・高さ・交通条件などで作業性が変わり、実作業費が大きく増減します。
- 塗料の耐久年数が長いものの方がコスト高になる傾向がありますが、長期で見たときのコストパフォーマンスも考慮すべきです。
遮熱・断熱塗料の耐用年数目安
※塗料の種類・グレードによって異なります。
塗料の種類 | 耐用年数(目安) | 特徴 |
---|---|---|
アクリル系 | 5〜7年 | 最近はほとんど使われない。安価だが耐久性が低い。 |
ウレタン系 | 7〜10年 | 柔軟性があるが、耐候性は低め。 |
シリコン系(遮熱機能付き) | 10〜15年 | コストと耐久性のバランスが良い。人気が高い。 |
フッ素系(遮熱機能付き) | 15〜20年 | 高耐候・高耐久。塗り替え周期を延ばしたい人におすすめ。 |
無機系(遮熱・断熱機能付き) | 20〜25年 | 最高ランク。価格は高いが長寿命。 |
断熱塗料(ガイナなど) | 15〜20年 | 遮熱+断熱効果を兼ね備え、通年で快適性に寄与。 |
ポイント
- 遮熱塗料 は、基本的に「シリコン」「フッ素」「無機」などの樹脂タイプに遮熱成分を加えているため、耐用年数はベースの塗料に依存します。
- 断熱塗料(例:ガイナ)は独自のセラミック成分を含むため、シリコンやフッ素と同等かそれ以上の耐久性を持つことが多いです。
- 耐用年数はあくまで「目安」であり、気候条件(地域差)や下地処理、施工品質によって前後します。
👉 まとめると、
- 遮熱塗料 → 10〜20年(グレード次第)
- 断熱塗料 → 15〜20年程度
しっかり施工すれば 15年以上もつ塗装 が可能です。
こんな方におすすめ!遮熱・断熱塗装
✅ 遮熱塗装がおすすめな方
- 夏の暑さがとにかくつらい
- 2階や屋根裏部屋が蒸し風呂のようになる
- 冷房代を少しでも下げたい
- 南向き・日当たりの良い住宅に住んでいる
- 初期費用を抑えて「夏の快適さ」を重視したい
✅ 断熱塗装がおすすめな方
- 夏の暑さも冬の寒さも気になる
- 一年を通して光熱費を節約したい
- 室内の暖かさを逃がしたくない(冬の暖房効率UP)
- 結露やカビの発生を抑えたい
- 長く快適に住める住環境を整えたい
- 初期費用はかかってもトータルコストを下げたい
ワンポイントアドバイス
- 「夏だけ快適にしたい」なら 遮熱塗装
- 「夏も冬も快適に、省エネしたい」なら 断熱塗装
👉 愛知県のように 夏は猛暑・冬は冷え込みもある地域 では、断熱塗装を選ぶ人も増えています。
ただし、予算や生活スタイルによって遮熱塗装の方が合う場合もあるので、見積もりの段階で「一般塗料・遮熱・断熱」の比較を出してもらうと安心です。
それぞれの代表的な塗料
✅ 遮熱塗装の代表的な塗料
1. アステックペイント「スーパーシャネツサーモ」シリーズ
- 高い遮熱性能で人気のシリーズ。
- 屋根塗装に特に用いられることが多い。
- 耐久性はシリコンタイプで約15年、フッ素タイプで約20年。
2. 日本ペイント「サーモアイ」シリーズ
- 日本を代表する塗料メーカー製。
- 「サーモアイSi(シリコン)」「サーモアイF(フッ素)」など種類豊富。
- 赤外線を効率よく反射して表面温度を下げる。
3. 関西ペイント「アレスクール」シリーズ
- 遮熱顔料を使った塗料で、屋根や外壁に使える。
- 色展開が豊富で、デザイン性も兼ね備えている。
✅ 断熱塗装の代表的な塗料
1. 日進産業「ガイナ」
- 断熱塗料の代表格。宇宙開発技術を応用したとされる高性能塗料。
- 夏の遮熱+冬の保温、さらに防音・結露抑制効果も期待できる。
- 耐用年数は15〜20年ほど。
2. 水谷ペイント「ボンフロン断熱」シリーズ
- フッ素樹脂をベースにした高耐久断熱塗料。
- 高い耐候性を持ちながら、熱の伝わりを抑える機能を備えている。
3. 菊水化学工業「クールテクトSi」
- 遮熱+断熱機能を持つ塗料。
- コストと機能性のバランスが良い。
まとめ
断熱塗料の代表例 → ガイナ(日進産業)、ボンフロン断熱(水谷ペイント)、クールテクトSi(菊水化学)
遮熱塗料の代表例 → スーパーシャネツサーモ(アステック)、サーモアイ(日本ペイント)、アレスクール(関西ペイント)
遮熱・断熱塗装のよくある質問(FAQ)
Q1. 遮熱塗装と断熱塗装の違いはなんですか?
A. 遮熱塗装は「太陽光を反射して熱をため込まない塗料」、断熱塗装は「熱を伝えにくくして夏も冬も快適にする塗料」です。遮熱は夏向き、断熱はオールシーズン対応と覚えると分かりやすいです。
Q2. 冬場も効果がありますか?
A. 遮熱塗装は冬場の保温効果はほぼありません。むしろ日射熱を反射してしまいます。断熱塗装なら冬も室内の暖かさを逃がしにくく、暖房効率アップにつながります。
Q3. 遮熱・断熱塗料は普通の塗料より高いですか?
A. はい、機能性がある分だけ高めです。一般的なシリコン塗料が2,000〜3,000円/㎡程度に対して、遮熱塗料は約3,000〜4,500円/㎡、断熱塗料は4,000〜6,000円/㎡ほどが目安です。ただし光熱費の節約や耐用年数の長さを考えると、長期的にはコストメリットがあります。
Q4. 実際にどれくらい涼しく(暖かく)なるんですか?
A. 遮熱塗装では屋根や外壁の表面温度が10〜20℃下がり、室内温度も2〜5℃程度下がるケースがあります。断熱塗装はさらに室内温度の安定性が増し、冷暖房の効きが良くなります。
Q5. どんな家にも塗れますか?
A. 基本的には木造・鉄骨造・コンクリート造など多くの住宅に施工可能です。ただし、外壁の状態が劣化している場合は下地補修が必要になります。
Q6. 遮熱・断熱塗装は長持ちしますか?
A. 耐用年数はシリコン系で10〜15年、フッ素・無機系なら15〜25年程度です。断熱塗料の「ガイナ」は15〜20年持つとされており、一般塗料よりも長寿命の傾向があります。
まとめ
外壁塗装の「遮熱塗装」と「断熱塗装」は、どちらも住まいを快適に保ち、省エネ効果が期待できる機能性塗料です。遮熱塗装は夏の強い日差しを反射し、室内温度の上昇を抑えることで冷房費の節約に効果的です。一方、断熱塗装は夏だけでなく冬の保温効果もあり、年間を通じて冷暖房費の削減や快適な住環境づくりに役立ちます。
ただし、初期費用や耐用年数、地域の気候条件によって最適な選択肢は変わります。例えば、夏の暑さ対策を中心に考えるなら遮熱塗装、夏も冬も快適に過ごしたいなら断熱塗装が適しているでしょう。
塗料選びは長期的な住まいの維持に直結する大切なポイントです。信頼できる業者に相談し、見積もりの段階で一般塗料との比較やシミュレーションを行うことで、納得のいく選択ができます。遮熱・断熱塗装をうまく取り入れて、住まいの快適さと家計の負担軽減を両立させましょう。
🏠 有水塗装店の特徴とサービス
- 無料の見積もり・診断
現地調査から見積もり提出まで、すべて無料で対応しています。 - 地域密着型の対応
名古屋市守山区や尾張旭市を中心に、地域に根ざしたサービスを提供しています。 - 丁寧な施工とアフターサービス
施工後の保証やアフターサービスも充実しており、安心して依頼できます。
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電話番号:0120-716-710
営業時間:9:00~17:00(金曜日定休) - 瀬戸尾張旭店
電話番号:0120-653-650
営業時間:9:00~17:00(金曜日定休)
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