スタッフブログ
外壁塗装とシーリングの関係
2025.02.12
スタッフブログ
尾張旭市
こんにちは。愛知県尾張旭市・愛知県瀬戸市の屋根・外壁塗装専門店、有水塗装店です!!いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
外壁塗装を検討されている皆様の中には、
「シーリングって何だろう?」「外壁塗装とシーリングの関係性は?」
といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、外壁のシーリングの役割や重要性、
そしてシーリング工事の方法について詳しく解説いたします。
この記事を読むことで、外壁塗装とシーリングの関係性や、
適切なメンテナンス方法について理解を深めていただけます。
屋根塗装・外壁塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
- 外壁のシーリングってなに
- シーリングの重要性
- シーリング工事の打ち替え打ち増しってなに?
- 打ち替えと打ち増しの判断基準
外壁のシーリングってなに

外壁のシーリングとは、
建物の外壁材の継ぎ目や隙間を埋めるために使用される材料およびその施工方法を指します。
特にサイディングボードの継ぎ目や窓枠の周囲など、
建物の構造上生じる隙間にシーリング材を充填することで、
防水性や気密性を確保します。シーリング材は弾力性があり、
建物の微細な動きにも対応できるため、
雨水の侵入や外気の影響を防ぐ役割を果たします。
例えば、サイディング外壁の場合、
各ボードの接合部に目地と呼ばれる隙間が存在します。
この目地にシーリング材を充填することで、
外壁全体の防水性を高め、建物内部への水の侵入を防止します。
シーリングの重要性
シーリングは、建物の防水性や気密性を維持する上で非常に重要な役割を担っています。
シーリングが劣化すると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 雨水の侵入:劣化したシーリング部分から雨水が建物内部に浸入し、構造体の腐食やカビの発生を引き起こすことがあります。
- 断熱性能の低下:隙間風が入り込むことで、室内の温度調整が難しくなり、冷暖房効率が低下します。
- 美観の損なわれ:シーリングのひび割れや剥離は、建物の外観を損なう原因となります。
これらの問題を防ぐためには、
定期的なシーリングの点検と適切なメンテナンスが不可欠です。
特に築年数が10年を超える建物では、
シーリングの劣化が進行している可能性が高いため、注意が必要です。
シーリング工事の打ち替え打ち増しってなに?
シーリング工事には主に「打ち替え」と「打ち増し」の2つの方法があります。
打ち替え
打ち替えとは、既存の劣化したシーリング材を完全に撤去し、
新しいシーリング材を充填する工法です。
この方法は、劣化が進行している場合や、
シーリング材の機能が低下していると判断された場合に適用されます。
打ち替えを行うことで、
シーリングの性能を新築時と同等の状態に戻すことができます。
打ち増し
打ち増しとは、既存のシーリング材の上から新しいシーリング材を重ねて充填する工法です。
劣化が軽微な場合や、
コストを抑えたい場合に選択されます。
ただし、既存のシーリング材の状態によっては、
打ち増しでは十分な効果が得られないこともあります。
打ち替えと打ち増しの判断基準
シーリングのメンテナンス方法を選択する際には、
以下のポイントを考慮することが重要です。
- 劣化の程度:シーリング材に深いひび割れや剥離、硬化が見られる場合は、打ち替えが推奨されます。軽微な劣化であれば、打ち増しでも対応可能な場合があります。
- 建物の築年数:築10年以上経過している建物では、シーリング材の劣化が進行している可能性が高いため、打ち替えを検討することが望ましいです。
- 予算:打ち替えは打ち増しに比べて費用が高くなりますが、長期的な視点で見ると、再度のメンテナンス頻度を減らすことができるため、コストパフォーマンスが高い場合もあります。短期的なコストを抑えたい場合は打ち増しも選択肢の一つですが、長期的にメンテナンスの手間やコストを減らしたい場合は打ち替えをおすすめします。
シーリングの劣化サインを見逃さない
シーリングの劣化は、放置すると建物の耐久性や快適性を損なう原因となります。
以下のようなサインが見られた場合は、早めに点検を依頼しましょう。
- ひび割れ:シーリング材に細かいひびが入っている状態。進行すると雨水が入り込む恐れがあります。
- 剥がれ・浮き:シーリング材が外壁から剥がれている場合、防水機能が低下しています。
- 硬化・弾力低下:シーリング材が固くなり、押しても弾力がない状態。建物の動きに対応できなくなります。
- 隙間の発生:シーリング部分に隙間ができると、雨水や湿気が入り込みやすくなります。
定期的に点検を行い、劣化サインを見逃さないことが大切です。
まとめ
シーリングは、外壁塗装において非常に重要な役割を持っています。
防水性や気密性を維持し、建物の寿命を延ばすためには、
適切なシーリング工事が欠かせません。
- シーリングは外壁の隙間を埋め、防水・気密性を確保する重要な施工
- 劣化すると雨漏りや断熱性低下の原因になる
- 打ち替えと打ち増しの2つの工法があり、劣化状況によって適した方法を選ぶ
- 劣化サイン(ひび割れ・剥がれ・硬化など)を見逃さず、定期的に点検を行う
外壁塗装を検討している方は、
シーリング工事の重要性を理解し、適切なメンテナンスを行うことで、
建物を長持ちさせましょう。
有水塗装店では、シーリング工事も含めた外壁塗装のご相談を承っております。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。