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屋根塗装における縁切りとは?その役割と重要性を解説!
2025.03.09
スタッフブログ
尾張旭市
こんにちは。
愛知県尾張旭市・愛知県瀬戸市の屋根・外壁塗装専門店、有水塗装店です!!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
屋根塗装を検討されている皆さん、
「縁切り」
という言葉を聞いたことはありますか?
屋根塗装において、縁切りは見過ごせない重要な工程の一つです。
縁切りを正しく行わないと、屋根内部に雨水が溜まり、雨漏りの原因となることも。
この記事では、
- 縁切りとは何か
- 縁切りをしないとどうなるのか
- 縁切りが必要ないケースとは?
- 実際の施工事例
といった内容を詳しく解説します。
屋根塗装・外壁塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
屋根塗装における縁切りとは?
屋根塗装の「縁切り」とは、
スレート屋根(カラーベストやコロニアルなど)の塗装後、
屋根材同士が塗料でくっついてしまうのを防ぐための作業です。
スレート屋根は、重なり合った屋根材の隙間から水が抜ける仕組みになっています。
しかし、塗装の際にこの隙間が塗料で塞がると、内部に溜まった水が排出されず、
雨漏りや屋根材の劣化につながってしまいます。
そのため、塗装後に屋根材の間に適切な隙間を作ることが、縁切りの目的なのです。
縁切りの重要性と必要性
1. 屋根の雨漏りを防ぐ
屋根の隙間が塗料で塞がると、雨水が適切に排出されず、
屋根の下地や室内にまで浸水する恐れがあります。
これが長期間続くと、天井のシミやカビの発生、木材の腐食につながります。
2. 屋根材の寿命を延ばす
水分が屋根内部に溜まると、屋根材が劣化しやすくなります。
特に冬場の凍結や結露によるダメージが大きく、耐久性が著しく低下します。
適切な縁切りを行うことで、屋根材の寿命を延ばすことができます。
3. 施工不良を防ぐ
縁切りを行わずに屋根塗装をすると、施工不良と見なされる場合があります。
特に、屋根のメンテナンスを怠ると、保証の対象外になることもあるため注意が必要です。
縁切りをしないとどうなる?
もし縁切りをしないと、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 屋根内部に水が溜まり、雨漏りが発生する
- 湿気がこもり、カビやコケが生えやすくなる
- 凍結による膨張・収縮で屋根材が割れる
- 最悪の場合、屋根の張り替えが必要になり、余計な費用がかかる
このようなトラブルを防ぐためにも、縁切りはとても大切な作業なのです。
縁切りが不要な場合もある?
縁切りが必要なのはスレート屋根に限られます。
以下のような場合は、縁切りが不要なこともあります。
瓦屋根や金属屋根の場合:そもそも塗装時に屋根材が密着する構造ではないため、縁切りの必要がありません。
▽▽瓦屋根▽▽

▽▽金属屋根▽▽

タスペーサーを使用した場合:近年では「タスペーサー」という部材を使用することで、縁切り作業を簡単に済ませる方法もあります。タスペーサーを挟むことで適切な隙間を確保し、後から縁切り作業を行う手間を省くことができます。

実際の施工事例
ここでは、実際に行った屋根塗装の施工事例を紹介します。
施工前の状態
- スレート屋根が経年劣化し、コケや汚れが付着
- 雨水の排出が悪く、一部に湿気がこもっていた

施工の流れ
▽▽屋根の高圧洗浄を実施▽▽

▽▽下塗り・中塗り・上塗りを実施▽▽

▽▽タスペーサーを使用して適切な隙間を確保▽▽

▽▽仕上げチェックを行い、塗装完了▽▽

施工後の効果
- 屋根の通気性が確保され、雨水の排出がスムーズになった
- 屋根の見た目が美しくなり、耐久性も向上
このように、縁切りを適切に行うことで、
屋根の機能を最大限に引き出すことができます。
まとめ
屋根塗装における「縁切り」は、雨漏りを防ぎ、
屋根の耐久性を向上させる重要な作業です。
スレート屋根を塗装する際には、適切な隙間を確保するために、
縁切りを必ず行いましょう。
また、最近では「タスペーサー」を使用することで、
より簡単に適切な隙間を確保することもできます。
愛知県尾張旭市・愛知県瀬戸市で屋根塗装・外壁塗装をご検討されている方は、
是非この記事を参考にしてください!
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