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外壁塗装で雨漏りは治る?おすすめの雨漏り対策と原因を解説!
2025.07.16
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尾張旭市
皆さんこんにちは!
有水塗装店のブログを拝見していただきありがとうございます(❁´◡`❁)
雨漏りは屋根からするものというイメージがありますが、実は外壁から雨漏りするケースも珍しくありません。例えば、「家の壁に水のシミができている」「雨風の強い日に窓枠から水がぽたぽたと落ちる」といったことがある場合は、外壁から雨漏りしている可能性があります。
しかし、外壁から雨漏りした場合、どの業者に修理を依頼すればいいのか迷うかもしれません。そこで、外壁から雨漏りしている場合の原因と対策について解説します。また、外壁塗装で雨漏りが直るかどうかについても説明しますので、ぜひ修理の依頼先を決める際に参考にしてみてください。
外壁から雨漏れしてしまう原因とは?
【1】外壁のひび割れ(クラック)
● 原因
経年劣化、地震、建物の揺れ、乾燥・湿潤の繰り返しなどが原因で外壁にひび割れが生じることがあります。
● 雨漏れへの影響
小さなひびでも、そこから雨水が内部に染み込み、壁内や柱、断熱材が濡れてしまいます。放置すると構造材の腐食やカビの発生につながります。
【2】コーキング(シーリング)の劣化
● 原因
外壁の継ぎ目やサッシ周りに使用されるコーキング材は、紫外線や雨風で劣化して硬化・ひび割れが起きやすくなります。
● 雨漏れへの影響
コーキングが割れて隙間ができると、そこから雨水が侵入します。特に窓回りや外壁パネルの継ぎ目部分は雨漏れのリスクが高いです。
【3】塗膜の劣化
● 原因
外壁塗装は雨や紫外線を防ぐバリアの役目を果たしますが、年数が経つと劣化して防水性が失われます。
● 雨漏れへの影響
塗膜が劣化して防水効果が落ちると、外壁材に水が染み込みやすくなり、雨漏れにつながります。
【4】外壁材のズレや浮き
● 原因
施工不良や経年で外壁材が浮いたり、留め具が緩んだりすると、隙間ができて雨水が侵入する可能性があります。
● 雨漏れへの影響
特にサイディングボードの継ぎ目や、パネルが剥がれた部分から雨水が浸入しやすくなります。
【5】窓まわり・サッシの隙間
● 原因
施工不良、コーキングの劣化、または建物の歪みによってサッシ周りに隙間が生じることがあります。
● 雨漏れへの影響
壁と窓の取り合い部分は雨水が集中しやすい場所。隙間からの浸水が雨漏れの原因になります。
【6】ベランダやバルコニーの防水不良が壁へ影響
● 原因
ベランダの防水層が劣化し、床下に水が溜まり、それが外壁をつたい内部へ浸入するケースがあります。
● 雨漏れへの影響
見た目はベランダの問題でも、実際には外壁の裏側を水が伝って壁面から雨漏れしていることがあります。
【7】外壁の取り合い部分(屋根・庇・換気口など)
● 原因
屋根と壁の取り合い部分、換気口のまわりなどは施工が難しく、隙間ができやすい箇所です。
● 雨漏れへの影響
これらの部位から雨が入り込むと、外壁内部を伝って別の場所から水が出てくる「雨漏れ迷子」のような現象が起きます。
【8】防水紙(透湿防水シート)の破れや施工不良
● 原因
外壁の下に貼られている防水シートが破れていたり、施工ミスがあった場合、雨水の侵入を防げません。
● 雨漏れへの影響
外壁材が無事でも、防水紙が機能していなければ雨水が室内へ直結してしまう恐れがあります。
外壁からの雨漏りは外壁塗装で治る?
✅ 外壁塗装で雨漏れが治るケース
外壁塗装によって防水機能が回復することで、雨漏れが改善することもあります。以下のような場合です:
● 軽度なヘアークラック(髪の毛のような細いひび割れ)
塗装時に下地処理と**防水性のある塗料(弾性塗料など)**を使えば、ひびを埋めて水の侵入を防げる可能性があります。
● 塗膜の劣化による防水機能の低下
古くなって防水性を失った塗膜の代わりに、新しい塗装でバリアを作れば雨水の侵入を防げる場合があります。
● コーキングの劣化(※再充填作業を含む)
塗装工事の際にコーキング(シーリング)も打ち直すことが一般的なので、それにより雨漏れが止まるケースもあります。
❌ 外壁塗装だけでは治らないケース
しかし、多くの場合は塗装だけでは根本解決にならないことがあります。以下のようなケースでは別の補修工事が必要です:
● 大きなひび割れや構造的な問題
⇒ 塗装では補修できず、外壁材の張り替えや補強工事が必要。
● 外壁材の内部(防水紙や構造材)の損傷
⇒ 雨水が外壁の中まで染み込んでいる場合、塗装だけでは意味がなく、外壁材を一部剥がして修理が必要です。
● 屋根やベランダから水が回ってきている
⇒ 雨水の侵入経路が外壁以外にある場合、塗装しても再発します。防水工事や屋根修理が必要。
● サッシや換気フードなど取り合い部分の施工不良
⇒ これも塗装では治らない。シーリングや板金補修、取り合い部の防水処理が必要。
🔍 雨漏れがある場合の正しい対処法
- **雨漏れの原因調査(散水調査や赤外線調査)**を行う
- 原因が外壁表面の劣化なら → 塗装で対応可
- 原因が構造内部や取り合い部の施工不良なら → 修理+塗装
🎯 結論
雨漏れの原因 | 外壁塗装で治る? | 対処方法 |
---|---|---|
小さなひび割れや塗膜の劣化 | ✅ 治る可能性あり | 下地処理+防水性塗料 |
コーキングの劣化 | ✅ 多くは治る | 打ち替え+塗装 |
外壁材の内部劣化 | ❌ 治らない | 部分張り替え+防水処理 |
屋根・サッシなどからの水の侵入 | ❌ 治らない | 雨漏れ修理+必要に応じて塗装 |
外壁から雨漏りしたときの主な修理方法は?
【1】外壁のひび割れ補修+再塗装
● こんなときに有効:
- ヘアークラック(細かいひび)がある
- 外壁の塗膜が劣化して防水性が落ちている
● 修理内容:
- ひび割れ部にシーリング材を注入して防水補修
- 必要に応じて外壁全体を塗装(防水塗料使用)
● 費用目安:
約10万~60万円(ひびの範囲や塗装の範囲による)
【2】外壁コーキング(シーリング)の打ち替え
● こんなときに有効:
- サイディング外壁の目地がひび割れている
- 窓まわりのゴムが劣化している
● 修理内容:
- 古いコーキングを撤去して新しいシーリングを打ち直し
- 窓やドア周りのシーリングも同時に施工
● 費用目安:
約15万~40万円(範囲・足場代込み)
【3】部分的なサイディングの張り替え
● こんなときに有効:
- 外壁材が割れている・浮いている
- 裏側の防水シートに雨水が染み込んでいる
● 修理内容:
- 劣化したパネルのみを張り替える
- 防水シートの交換+下地の補修も同時に実施
● 費用目安:
約5万~15万円/1枚(面積により変動)
【4】透湿防水シートの張り替え
● こんなときに有効:
- 外壁内部に雨水が回っている
- 防水シートの破れや施工ミスが原因の場合
● 修理内容:
- 外壁材を一部撤去して、防水シートを張り替える
- その上からサイディングを戻す or 新設する
● 費用目安:
範囲によるが約30万~100万円程度(大がかりな場合)
【5】サッシ周りの防水補修(取り合い修理)
● こんなときに有効:
- 窓のまわりや換気口からの雨漏れ
- 隙間・施工不良が原因の場合
● 修理内容:
- サッシ周りのコーキング再施工
- 防水テープの貼り直し、板金補修など
● 費用目安:
約3万~10万円(補修範囲により変動)
【6】屋根・ベランダとの取り合い部分の修理
● こんなときに有効:
- 屋根やベランダの水が壁に回ってきている
- 雨仕舞い(雨水を逃がす構造)が不十分な場合
● 修理内容:
- 屋根・ベランダの防水処理
- 雨押え板金の補修・設置
- 笠木・庇の取替など
● 費用目安:
約10万~50万円(状況次第)
【7】全面的な外壁改修工事(最終手段)
● こんなときに有効:
- 雨漏りが慢性的に続いている
- 内部の柱や断熱材まで劣化している
● 修理内容:
- 外壁材の全面撤去+防水層や下地からやり直し
- 塗装・コーキングも同時に施工
● 費用目安:
100万円以上(全面改修レベル)
🛠 修理方法の選び方は「原因の特定」がカギ!
雨漏り修理で一番大切なのは「正しい原因を見つけること」。
間違った工事をすると、費用だけかかって症状は改善しません。
▶ まずやるべきこと:
- 信頼できる業者に雨漏れ調査(目視・散水・赤外線)を依頼
- 原因と浸入経路を特定
- 最適な工法で部分修理 or 全面修繕を検討
外壁から雨漏りした際の応急処置
【1】室内側への浸水を食い止める
● 方法:
- 壁や天井からの雨水にはバケツ・洗面器・雑巾で対応
- 水滴が落ちる音にはタオルなどを敷いて静音対策も
- 家具や電化製品を移動し、被害を最小限に
● ポイント:
水が落ちてくる場所だけでなく、「水が広がっていく先」にも注意しましょう。
【2】ブルーシートで外壁を一時的に覆う(屋外)
● 方法:
- 雨漏りしている外壁部分にブルーシートを貼り、雨水をブロック
- 風で飛ばされないよう、ガムテープや重し、ロープで固定する
● 注意点:
- 雨の日や屋根に登っての作業は非常に危険なので、無理は禁物
- 高所や強風時は専門業者に依頼しましょう
【3】ひび割れに防水テープを貼る(小規模な雨漏れ)
● 方法:
- 外壁のヒビやコーキングの裂け目に防水用の補修テープ(例:ブチルテープ)を貼る
- 雨が止んだ晴れた日に貼るのがベスト
● ポイント:
あくまで「一時的な防水」。数日〜数週間の応急処置です。早めに本修理を。
【4】コーキング材で仮補修する(応急対応)
● 方法:
- ホームセンターなどで手に入る外壁用コーキング材を使って、隙間やヒビを埋める
- 晴れている日、乾いた状態で施工する
● 注意点:
雨の日や濡れた外壁には密着しづらく、逆に水を閉じ込めるリスクもあるため注意が必要です。
【5】換気・除湿を徹底する(カビ・結露対策)
● 方法:
- 雨が止んだら窓を開けて空気を入れ替える
- サーキュレーターや除湿器を使って湿気を飛ばす
● ポイント:
壁内に湿気が残るとカビや腐食の原因になります。室内の乾燥も重要な応急処置です。
⚠ 応急処置では限界がある!早めに業者に連絡を!
応急処置はあくまで「一時しのぎ」です。
根本解決には専門的な調査と修理が必要です。
🛠 すぐにプロに相談すべきケース
状況 | 対応 |
---|---|
外壁のひび割れが大きい | 専門業者による補修必須 |
水が天井や壁の中から染み出ている | 雨漏れ調査+内部補修が必要 |
何度も雨漏れが再発している | 原因特定と本格修理が必要 |
2階・屋根付近から漏れている | 足場+高所作業が必要なため業者対応が安全 |
外壁から雨漏りするときの費用相場
修理内容 | 費用相場(税込) | 備考 |
---|---|---|
コーキング(シーリング)の打ち替え | 15万~40万円 | 足場代込みで広範囲になると高額 |
外壁のひび割れ補修+再塗装 | 30万~100万円 | 外壁全体の塗装を含む場合 |
部分的な外壁材の張り替え | 5万~20万円/箇所 | サイディング1枚交換など |
サッシまわりの防水補修 | 3万~10万円 | 小規模な部分補修 |
防水シート張り替え(部分) | 20万~50万円 | 壁内部の解体・復旧が必要 |
屋根・庇などの取り合い修理 | 10万~50万円 | 板金処理や防水層の補修含む |
全面改修(外壁の大規模修繕) | 100万~250万円以上 | 雨漏りが広範囲・重度の場合 |
📌 ケース別:実際にかかる費用イメージ
● ケース1:窓まわりの雨漏り(軽度)
- 原因:コーキングの劣化
- 内容:サッシ周辺の打ち替え+簡易補修
- 費用目安:3万〜10万円程度
- 備考:足場が不要なら比較的安く済む
● ケース2:外壁のひび割れからの浸水
- 原因:塗膜の劣化+クラック
- 内容:クラック補修+部分塗装 or 外壁全面塗装
- 費用目安:30万~100万円
- 備考:塗装範囲・使用塗料により価格は大きく変動
● ケース3:サイディングの浮き・破損
- 原因:経年劣化・施工不良
- 内容:外壁材の部分張り替え+防水層補修
- 費用目安:10万~30万円程度
- 備考:材料代+下地補修+足場代が主なコスト
● ケース4:内部まで雨水が浸入(重度)
- 原因:防水紙の破れ・外壁構造の劣化
- 内容:外壁一部解体+構造材補修+再施工
- 費用目安:50万~150万円以上
- 備考:調査と工事に日数がかかる/保険適用の可能性あり
💡 費用に含まれるもの・含まれないもの
含まれる費用 | 含まれないケースもある費用 |
---|---|
材料費(塗料・シーリング材など) | 足場代(別途10万〜20万円の場合あり) |
職人の人件費 | 雨漏り調査費(散水検査など) |
工事後の清掃・仕上げ | 壁内部の構造材交換(症状次第) |
🔍 雨漏り修理費用を抑えるためのポイント
定期的な外壁メンテナンスを怠らない
⇒ 早期発見・早期修理で大規模工事を避けられる
複数業者に相見積もりを取る
⇒ 不必要な工事が含まれていないかチェック
地元密着の業者を選ぶ
⇒ 広告費が少ない分、費用が割安な場合が多い
火災保険の適用可否を確認する
⇒ 風災・雪害・台風が原因の雨漏りなら補償対象の可能性あり
🏠 有水塗装店の特徴とサービス
- 無料の見積もり・診断
現地調査から見積もり提出まで、すべて無料で対応しています。 - 地域密着型の対応
名古屋市守山区や尾張旭市を中心に、地域に根ざしたサービスを提供しています。 - 丁寧な施工とアフターサービス
施工後の保証やアフターサービスも充実しており、安心して依頼できます。
📞 お問い合わせ先
- 守山店
電話番号:0120-716-710
営業時間:9:00~17:00(金曜日定休) - 瀬戸尾張旭店
電話番号:0120-653-650
営業時間:9:00~17:00(金曜日定休)
詳細な情報やお問い合わせは、公式サイトをご覧ください。
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