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外壁塗装に使う塗料にはどんな種類がある?塗料の種類や選び方について
2025.08.25
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瀬戸市
皆さんこんにちは!
有水塗装店のブログを拝見していただきありがとうございますo((>ω< ))o
外壁塗装を考えるときに、多くの方がまず悩むのが「どんな塗料を選べばいいのか」という点です。
それぞれ耐用年数や価格、仕上がりの特徴が異なります。さらに、遮熱塗料や断熱塗料などの機能性を重視したものもあり、選択肢は豊富です。外壁塗装は10年〜15年に一度の大きな工事だからこそ、塗料選びを間違えると「もっと耐久性の高いものにしておけばよかった…」と後悔してしまうことも少なくありません。
本記事では、外壁塗装に使われる代表的な塗料の種類や特徴、そしてご自宅に合った塗料を選ぶポイントについてわかりやすく解説していきます。
外壁塗装に使われる塗料の種類
- アクリル塗料
- 特徴:価格が安く発色が良い
- 耐久年数:5〜7年程度
- メリット:コストを抑えたい場合に向いている
- デメリット:耐久性が低く、頻繁な塗り替えが必要
- ウレタン塗料
- 特徴:柔らかく密着性が高い
- 耐久年数:7〜10年程度
- メリット:細部や木部・鉄部の塗装に適している
- デメリット:近年はシリコン塗料に押され気味
- シリコン塗料
- 特徴:コストと耐久性のバランスが良い
- 耐久年数:10〜15年程度
- メリット:外壁塗装で最も多く選ばれている定番塗料
- デメリット:アクリル・ウレタンに比べ価格がやや高い
- フッ素塗料
- 特徴:耐久性・耐候性が非常に高い
- 耐久年数:15〜20年程度
- メリット:汚れにくく、塗り替え回数を減らせる
- デメリット:価格が高め
- 無機塗料
- 特徴:無機成分を多く含み、紫外線や雨風に強い
- 耐久年数:20〜25年程度
- メリット:長寿命でメンテナンスコストを抑えられる
- デメリット:塗料代が高い
- 機能性塗料(遮熱・断熱・光触媒など)
- 遮熱塗料:太陽光の熱を反射し、室内温度の上昇を抑える
- 断熱塗料:熱の伝わりを抑えて冬も快適に
- 光触媒塗料:汚れを分解し、外壁を長期間きれいに保つ
つまり、外壁塗装に使われる塗料は「価格重視」「耐久性重視」「機能性重視」といった考え方によって選択が変わってきます。
外壁塗料の選び方
コストパフォーマンスで決める
外壁塗装は、塗料代や工事費を含めると決して安くはない大きな出費です。そのため「できるだけ費用を抑えたいけど、すぐに劣化して再塗装が必要になるのは避けたい」という方が多いのではないでしょうか。そんなときに役立つのがコストパフォーマンスの視点です。
1. 塗料の耐用年数 ÷ 費用 を考える
塗料を選ぶときは、単純に価格だけを見るのではなく「どれだけ長持ちするか」もあわせて考えることが大切です。
- 例えば、シリコン塗料は1回の施工費用は中価格帯ですが、耐用年数が10〜15年と長め。アクリル塗料より塗り替え回数を減らせるため、トータルではお得になるケースが多いです。
- フッ素塗料や無機塗料は初期費用が高額ですが、耐久性が20年以上あるため「一生に数回の塗り替えで済ませたい」という方には結果的にコスパが高い選択になります。
2. メンテナンス費用まで見据える
安い塗料を選んでも、耐久性が低く頻繁に塗り替えが必要になると、結果的に費用がかさみます。たとえば、アクリル塗料を2回塗り替える費用よりも、最初からシリコンやフッ素を選んだ方が長期的には安くなるケースも少なくありません。
3. 住まいの状況とライフプランを考慮
- 「10年後には建て替えや売却を考えている」なら、比較的安価な塗料でも十分。
- 「長く同じ家に住み続けたい」なら、耐久性の高いフッ素や無機塗料を選んだ方が安心です。
4. コスパ重視で人気の塗料はシリコン
現在の外壁塗装で最も多く選ばれているのがシリコン塗料です。価格・耐久性・仕上がりのバランスが良く、初めての塗り替えで「どれを選んだらいいかわからない」という方にはおすすめです。
💡 まとめ
コストパフォーマンスを重視するなら、単に「価格の安さ」だけで判断せず、耐久年数とメンテナンス回数を含めて総額で比較することが大切です。長期的な目線で見ることで、失敗しない塗料選びにつながります。
エリアや重視するポイントから機能性を絞り込む
外壁塗装に使う塗料は、「耐久性」や「コスト」だけでなく、地域の気候やライフスタイルによって最適な種類が変わります。自宅が建っているエリアや、住まいに求める機能を基準に絞り込むと、より満足度の高い塗料選びができます。
1. 気候条件に合わせて選ぶ
- 夏の暑さが厳しい地域(愛知県・岐阜県など内陸部)
→ 遮熱塗料がおすすめ。太陽光を反射し、室内温度の上昇を抑えて電気代節約にもつながります。 - 冬の寒さが厳しい地域(東北や日本海側など)
→ 断熱塗料が有効。外気温の影響を受けにくくし、暖房効率を高めます。 - 雨や湿気が多い地域(沿岸部や梅雨が長い地域)
→ 防カビ・防藻性に優れた塗料、あるいは汚れを分解する光触媒塗料を選ぶと外壁の美観が長持ちします。
2. ライフプランに合わせて選ぶ
- 「これからも長く住み続けたい」
→ メンテナンス回数を減らせるフッ素塗料や無機塗料がおすすめ。 - 「数年後に建て替えや売却を検討している」
→ コストを抑えたシリコン塗料で十分。見た目を整えるだけで資産価値アップにもつながります。
3. 美観を重視する場合
- ツヤのある仕上がりが好み → シリコンやフッ素塗料
- 落ち着いたマット調にしたい → 無機塗料や艶消し塗料
4. メンテナンス性を重視する場合
- 掃除の手間を減らしたい → 光触媒塗料(雨と光で汚れを分解)
- 塗り替え回数を減らしたい → フッ素塗料・無機塗料
💡 まとめ
塗料は「どの地域に住んでいるか」「どんな家の価値を保ちたいか」「暮らしで何を重視するか」によって、選ぶべき機能性が変わります。業者に相談するときも「暑さ対策をしたい」「汚れにくい塗料がいい」といった要望を伝えることで、より最適な提案を受けられるでしょう。
色や仕上がりから選ぶ選び方
外壁塗装は住まいの印象を大きく左右するため、色や仕上がり感も塗料選びの重要なポイントです。単に耐久性や機能性だけでなく「どんなデザインにしたいか」「家をどんな雰囲気に見せたいか」を考えて塗料を選ぶと、満足度の高い仕上がりになります。
1. 色選びのポイント
- 明るい色(白・クリーム・ベージュなど)
→ 清潔感や開放感を演出。汚れが目立ちやすいので、セルフクリーニング機能を持つ光触媒塗料と相性が良い。 - 濃い色(グレー・ネイビー・ブラウンなど)
→ 高級感や落ち着きを表現。紫外線による色あせが目立ちやすいため、耐候性の高いフッ素や無機塗料がおすすめ。 - ツートンカラー
→ 1階と2階で色を変える、縦横で分けるなどでデザイン性をアップ。
2. 仕上がり(ツヤ感)で選ぶ
塗料には「ツヤあり・7分ツヤ・半ツヤ・3分ツヤ・ツヤ消し」といった仕上げがあり、印象が大きく変わります。
- ツヤあり:新築のような輝き。汚れにくく耐候性も高い。
- 半ツヤ・3分ツヤ:程よい落ち着きがあり、人気のバランス型。
- ツヤ消し:マットな質感で重厚感を演出。ただし耐候性はやや劣る。
3. 外観スタイルに合わせた選び方
- 和風住宅:ブラウン・ベージュ系+マットな質感が調和しやすい
- 洋風住宅:明るめカラーやツートン仕上げで華やかに
- モダン住宅:グレーやブラックを基調にしたツヤあり仕上げでスタイリッシュに
4. 色あせや汚れを考慮する
外壁の色は年数が経つとどうしても劣化していきます。
- 汚れが目立ちにくい色:グレー・アイボリー・ベージュ
- 色あせしにくい塗料:フッ素・無機塗料
💡 まとめ
色や仕上がりから選ぶ場合は「好み」だけでなく、周囲の景観・家の雰囲気・将来の劣化具合も考慮することが大切です。塗装前にカラーシミュレーションを活用すれば、完成後のイメージ違いを防ぐことができます。
外壁塗装の塗料についていくある質問10選
Q1. 外壁塗装の塗料はどのくらい持ちますか?
A. アクリルで5〜7年、ウレタンで7〜10年、シリコンで10〜15年、フッ素で15〜20年、無機で20〜25年程度が目安です。立地条件や環境によって変わります。
Q2. 高い塗料を選べば必ず良いですか?
A. 必ずしもそうではありません。長く住む予定なら高耐久の塗料が向いていますが、数年後に建て替え・売却予定があるならシリコン塗料など中価格帯で十分です。
Q3. 色あせしにくい塗料はどれですか?
A. 紫外線に強いフッ素塗料や無機塗料がおすすめです。色選びでは、濃い色よりもベージュ・グレーなど中間色のほうが色あせが目立ちにくいです。
Q4. 遮熱塗料や断熱塗料は本当に効果がありますか?
A. 遮熱塗料は夏の表面温度を下げ、断熱塗料は夏涼しく冬暖かい環境に貢献します。ただし、断熱材や窓性能など他の要素も影響するため「塗料だけで劇的に変わる」わけではありません。
Q5. ツヤありとツヤ消し、どちらを選ぶべきですか?
A. ツヤありは新築のような輝きと耐候性が特徴、ツヤ消しは落ち着いた印象を与えます。人気は中間の「半ツヤ」や「7分ツヤ」です。
Q6. 外壁の色で汚れが目立ちにくいのは?
A. グレー・ベージュ・アイボリー系は汚れが目立ちにくい定番カラーです。白や黒はおしゃれですが、汚れや色あせが目立ちやすいので注意が必要です。
Q7. 光触媒塗料は本当に汚れにくい?
A. はい。太陽光で汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング効果があります。ただし、日当たりが悪い場所では効果が出にくい場合もあります。
Q8. 塗料は外壁以外にも使えますか?
A. はい。付帯部(雨樋・破風板・軒天・雨戸など)にも使用します。ただし、素材によって最適な塗料が異なるため、部位ごとに選定するのが一般的です。
Q9. 外壁塗装の塗料はメーカーで違いますか?
A. はい。大手塗料メーカー(日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研など)がそれぞれ独自の塗料を展開しています。同じ「シリコン塗料」でも性能や価格帯に違いがあります。
Q10. どんな基準で塗料を選べばいいですか?
A. 価格・耐久性・機能性・デザイン性の4つを基準にしましょう。さらに「長く住む予定か」「環境や気候はどうか」「外観はどうしたいか」を考えて総合的に決めることが大切です。
💡 まとめ
外壁塗装の塗料選びは、多くの疑問が出てくるものです。事前に基本知識を押さえた上で、専門業者に質問しながら比較検討すると、納得できる選択がしやすくなります。
まとめ
外壁塗装に使われる塗料には、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機といった種類があり、それぞれに価格・耐久性・機能性の違いがあります。さらに、遮熱・断熱・光触媒などの機能性塗料を選ぶことで、地域の気候やライフスタイルに合った快適な住まいを実現できます。
塗料を選ぶ際は、
- コストパフォーマンスを重視するか
- エリアや環境に適した機能性を重視するか
- 色や仕上がりでデザイン性を重視するか
といった視点で整理すると、自分に合った塗料が見つかりやすくなります。
外壁塗装は10年に一度の大きな工事です。失敗しないためには、まずは複数の業者に相談し、見積もりや提案内容を比較してみることが大切です。その上で、自分の住まいや将来のライフプランに合う最適な塗料を選んでいきましょう。
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